BigHope's Life

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東大生/受験情報/日々のニュース/学生生活/ビジネスの話/読書録

勉強なんかより学習しよう

勉強と学習。似ているようで何かが違う。

 

 

 

自分自身、これを混同して使用している気がしてきたので、

その違いについて自分なりに考察していきます。

自分の中での2つの意味を今日決定しちゃいます。とりあえず。

 

「もし、勉強と学習が違うとしたら、それは何か?」という点をテーマにします。

 

 

 

 

 

様々な考察

まず、ネット上の様々な考察について見ていこうと思います。

 

yukimura-manase.hatenablog.com

学習と勉強は習う対象の範囲が違う。学習の方が勉強よりも広い分野をカバーしている。

 

 

「勉強」と「学習」

勉強とは一方向的なもの。学習は双方向的なもの。

 

 

勉強と学習の違い - 教師は全員横浜国立大学生の横浜家庭教師.com

勉強は強制的。学習は自発的。

 

 

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

せっかくなので知恵袋も。

勉強は頑張ること。学習は身につけること。

 

 

ホリエモンの、「すべての教育は洗脳である」という本から。

f:id:BigHope:20170811224149p:plain

「学び」がここでいう「学習」に当てはまりそうですね。

 

 

英語でも見てみましょう。

hapaeikaiwa.com

Study(勉強)は過程、手段のことであって、

Learn(学習)は結果のこと。

 

 

みたいな感じですかね。

 

 

 

自分の考察

 

 ここから僕の意見です。上の方々とはまた違った意見になってしまうので混乱しないように気をつけてください。(上の方々が間違っていると言っているわけではありません)

 

 「勉強」と「学習」の話なので、両者の意味に注意して追ってください。

 

 

(まず、僕は今まで、これから定義する「学習」の意味でも「勉強」という単語を使っていました。というか、勉強と学習を同じ意味で使ってました。このことを謝罪しておきます。ごめんなさい。ただ、勉強という単語は本当によく使う単語なので、今後も同じ意味と捉えて使うことがあると思います。今後この記事のように意識的に意味を分けて使うときは、カギカッコをつけて使用させていただきます)

 

 勉強ではなく学習を

 

 

 

僕の一番言いたいところだけ言うと、

「勉強なんかより学習しなさい」

となります。

 

 

 

 僕は「勉強」は「学習」の一部であると考えます。上の人たちの意見とはちょっと違いますが、そこは後で説明します。

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その上で、「結果の公式」を学力で考えた時、次のように表せると考えます。

 

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「結果の公式」についてはこちら

 

bighope-life.hateblo.jp

 

 

bighope-life.hateblo.jp

 

 

だから、一番効率よく実力をつけたいなら、勉強ではなく学習をすることを強く推奨します。てか学習しろ。

 

ところで、学習とはなんのことでしょうか?勉強と何が違うのでしょうか?

 

 

 

「学習」とは「学んで使いこなすこと」

 

僕の考える学習の定義は、文字どおり「学んで習得すること」です。

「習得する」とはどういうことか。

おそらく、「自由自在に運用できるようになること」だと思います。

 

よって、「学習」とは、

学んで、使いこなすこととします。

 

だから、「学習」とは

  1. 学んで「分かる」状態になること
  2. 自分で使うことが「できる」状態になること

の2ステップに分けて考えることができます。

 

 それに対し、「勉強」を、

学んで「わかる」状態になろうとすること

とします。

 

最初のステップ、学んで「わかる」状態になることの一部に、「勉強」が入ってくるわけです。*1

 

「勉強」しても「わかる」状態に持っていくのが限界。そこから先、「できる」状態に持っていくためには「学習」が必要。

 

「勉強」だけではうわべの知識しか身につきません。

 

 

なんだかうまく説明できる気がしないので、色んな観点から話をしてみます。

 

 

 受験の話で考えますと、

「勉強」は先生の話を聞けばわかる・答えを見ればわかる状態に持っていこうとすること

「学習」は適切に応用できる状態に持っていくこと(入試問題というのは難しくとも適切な応用ができれば解けます)

 

 ぶっちゃけると、

「勉強」は頭使わずともできる。

「学習」は頭を使ってするもの。

 

 

大学受験生にとっての三角関数をテーマにしてみます。

 

高校数学では、基本的に

sin、cos、tanのこの基本3つについて定義が言えて、そこから得られる関係式(sinとcosの2乗和は1)が言えて、加法定理が言えれば基本的に解けない問題はほぼないと思います。

ここまでは「勉強」でどうにでもなります。

(で、ここまでしかできないと、「こんなん将来つかわねぇだろ」って考えになっちゃうんですねー。)

 

ここから先の「学習」では、

 

例えば三角関数がどうやって応用されるかを考えてみます。

軽く調べただけで、ほら。

togetter.com

togetter.com

なんかワクワクしてきますね。

このワクワク感が「学習」の原動力になります。

 

じゃあ次は、自分でも身の回りにsin,cosの応用例がないか探してみましょうか。

 

応用といっても、物理とかだけでなく数学の話でもイイんです。

sinがあるおかげで三角形の面積とかだいぶ求めやすくなりますね。

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画像はhttp://schoolmathans.blogspot.jp/2015/02/blog-post_4.htmlより

 

あとは、図形問題でパラメタ設定するときに、

・長さをパラメタに

・角度をパラメタに

の二つの方針があると思うんですが、

長さをパラメタにすると根号の計算とかがごちゃごちゃしがちなんですが、角度パラメタではsin,cosの計算になるのでだいぶ楽になったり。

ありがたいね!

 

物理ではsin,cosがたくさん出てきますよね。

sin,cosは波形のグラフを表していて、振動現象は全部この基本の波の合成で表せるとか!(だから高校物理の単振動では正弦振動を扱うし、波動では正弦波を扱うのです)

s0sem0y.hatenablog.com

 

あとは物理では近似とかよく出てきますよね。

テイラーの定理平均値の定理の一般化みたいなもん)がわかれば、テイラー展開によってsin,cosを多項式で表現できます。

mathtrain.jp

すると、xが小さいときsinx=xみたいな近似ができたり。これを利用して様々な物理現象を簡潔に表現することができる。

入試では問題文に「ただし、sinx=xとして良い」みたいに書いてありますが、あれがなんでなのか気になりませんか?本当にその近似が適切なのか気になりませんか?

この断りがなくても、自分で何次の項まで取り出すかを判断できるようになると、それはもう「使いこなせている」としてイイのではないのでしょうか。

 (三角関数の話はここまで)

 

 

 

英語も。

勉強は「わかる」状態まで。そこから「できる」状態に持っていくには「学習」つまり「使う」ステップが必要。

スピーキングとかイイ例だよね。

勉強しても英語全然話せない人とか多いよね。なんでかって「学習」してないから。

「学習」するには普段から英語に触れることが重要だったりする。これって「勉強」ではないよね?

 

 

改めて、勉強ではなく学習を

 

そういう意味で、

「勉強なんかより学習しなさい」

と言っておきます。(何度も言いますがドウデモイイは言い過ぎです)

 

勉強も重要です。重要ではあります。しかし、それよりもはるかに重要なのが学習なんです。

 

英語の例を考えればすぐにわかる通り、「勉強」しなくても実力がある人がいる。ということは、「勉強」をしない「学習」があるということなんです。

これをもっと大切にするべきだと思うんです。

日頃から身の回りのものをよく観察するだとか。そういうことが「学習」だったりするんです。これは「勉強」ではない。

 

「勉強」は一つの手段であって、「学習」が目的なのです。

 

 形式にとらわれない。内実を見ること。

 

 勉強してるだけで褒められちゃって満足しちゃうからダメなんですよ。もちろんその根性などは称賛に値しますが、大事なのは「勉強」することではなく実力をつけること、つまり正しく「学習」することです。よね。

 

 

 

最後に、自分が考える「学習」のコツをまとめます。努力が形骸化しないような僕なりのコツを。

 

実力につながる「学習」ができるようになるための3つのコツ

1.新しい知識を鵜呑みにしない

知識を鵜呑みにしない。これは超重要です。一回でいいから、「なんでなんだろう」と、そのメカニズムだったり原理だったりを疑いにかかってください。自分の頭で考えるのです。そこを理解していない限り使いこなすことは不可能です。

例えば、なんでsin^2+cos^2=1になるんですか?なんで加法定理が成り立つんですか?

また、身の回りの現象も疑ってかかり、説明しようとすることも重要です。

これは「応用」の一番身近な例だと思います。とにかく、身の回りの現象のメカニズムを調べたり、自分の知識をフル動員させて考えてみることです。

 

 

2.つねに自分の意見を持つ

ある知識について、自分の意見を持ってみてください。はじめは「これはなんか嫌い」「なんか間違ってる気がする」とかでもいいです。だんだん理由などもはっきりと言葉で表せるようにしていきましょう。自分の意見を持つためにはそれなりの知識も必要です。そのため、意見を持てるころにはかなりの知識が自然と身についているはずです。

 

 3.分類したり、比較したりしてみる

ある2つの知識を持ってきて、両者の違いは何か?どういうところが似ているのか?とか考えるだけで「学習」になります。知識を使いこなすことに他ならないからです。

 

 

 

 

なんだかまとまっているようないないような。。。って感じで終わらせちゃいましたが、ぜひ皆さんもこの3つを意識して生活してみてください。要するに自分の頭を使おうよっていう話です。

きっと活きた知識が身につき、必ずどこかで役に立つ教養になると思います。

 

(何書けばいいかわからなくなった) 

*1:ここで”一部”と言っているのは、後で「勉強」しない「学習」の存在を考慮しているためです